サプライズ送別会でしんみりと

なんだか疲労感が抜けないと思ったが、金土と出張だったのであった。

今日は武蔵野食堂を借り切って娘(2歳2ヶ月)の通う保育園の保育士さんのサプライズ結婚式。

娘の通う認証(無認可)保育園は、子どもの数が最大24人(現在23人)で、保育士さんも10人の小さな保育園なのであるが、娘が通い始めてすぐに20代前半の保育士さんがほぼ同時に3人入ってきて、うち1人は諸事情により休職中だが、残り2人の保育士さんはもうかれこれ1年半働いて保育園にも馴染んでいて、そのうち1人が今年結婚したので、保育園でこっそり結婚式をしてあげよう、ということになったのである。

なにせサプライズ結婚式なので、本人に知らせることはできず、運営委員会では「アリスのティーパーティー」と隠語で呼ばれていたり、当日はご夫婦にあやしまれずに会場に来てもらうためにダミーの暑気払いの飲み会を設定したり、「サプライズにするために、ここまでやるか?」と思わなくもなかったが、特にイベントのある保育園ではないので、こういう機会にワイワイとやるのが楽しいのであろう。(ちなみに、現在40代の保育者も、結婚したときこの保育園でサプライズ結婚式をしてもらったらしい)

当日は子どもたちもいるのでどうなることかと思ったが、大きな問題はなく無事終了。2人は付き合って2年半で、出会ったのは渋谷の街コンだと聞き、そういうところで出会う人もいるんだなぁ、とびっくり。保育園だと職場ではなかなか出会いはない(保育者は女性ばかりだし、親は基本的に既婚者)し、やはり外に行かないと相手は見つからないだろうのかもしれない。

ちなみに7月末で親の転勤で長野に行く家族のサプライズお別れ会もした(ダブルサプライズで、運営員会のメンバーでもあったので、議事録もメーリングリストに流さなかったり、タイムテーブルも2種類用意する念の入れよう)が、泣いている親も多く、自分も涙腺が緩む。小さい園で、子どもと親、保育者の距離も近いし、拡大家族でみんなで子育てをしているようなもので、1年半の付き合いでも、濃密なものなのだな、と思う。自分は、親や兄弟がどこかに行くと聞いても特に感慨はないし、見送りに行くこともない(なかった)が、娘がどこかに行くときには見送りに行くだろうし、泣いてしまいそう。

娘が他の子たちと遊ぶのを2時間以上初めて見たが、前から「ラブラブだよね」と言われている3歳の男の子と確かに仲が良すぎ、人目をはばからず抱き合ったり、お互い2人で行動して(見当たらないと見渡して探したりして)いて、ちょっと見ている方が赤くなってしまう。そのうち、人目をはばかって抱き合ったりするのかと思うと、それはそれで見ているところで抱き合っているほうがいいんだろうか(汗)