論文の投稿数が増えてきた

午前中、論文紹介の予定だったが、学生が論文執筆で忙しいのでキャンセルしたいと連絡があり、ゆっくりできて結果的にはよかった。とはいえ、やらないとキャンセルされるわけではなく、後ろにずれてインターンシップに行く人に影響が出るので、あまりよくないが(直前に「変わってほしい」と言われても、往々にして対応不能なので、もっと前から調整してほしい)。

午後は研究会で、研究室に来た学部4年生全員の自己紹介を聞く。ネタを仕込んでくる学生もいておもしろい。今年は就職活動の解禁が6月1日なので、出席できない M2 が多かったのは残念。(来年も就職活動が今年と同じサイクルなら、これと重ならないように調整しよう)

夕方は研究相談。とりあえず英語で国際会議に投稿する、というのが当たり前になってきたのはいいのだが、今年はあまりコメントに時間を取れていないのが本当に心苦しい。1回の国際会議で新規に見ることのできる原稿は2本が限度で、落とされてもコンスタントに出し続ける、という感じにならざるを得ない。

NAIST にいたときと比べると論文の採択率が激減し、半分程度まで落ちてしまったのだが、NAIST にいたときは学生全員に投稿を義務付けたりはせず、投稿可能だと思ったネタかつ本人が書きたいと言ったときしか投稿していなかったので、論文の通る数は NAIST 時代と変わっていないように思う。大学院生に投稿を義務付けるにしても、英語で論文を書くのが人によってはかなりしんどいので、査読付きなら日本語の論文誌でもいい、というようにしないとダメかな(その代わり英語で書いても査読なしはダメ)と思い始めている……。