配属の前に悩めるうちが花

午前5時から7時まで授業資料作成。当日の朝に作るところが泥縄……。基本的には昨年のものが使えるのだが、今年は教科書を変えたので若干違うのである(事例を Python に変えたりしないといけない)。

アルゴリズム演習の授業、前半40分くらい喋り、後半40分は課題を解いてもらっているのだが、この割合がいいのかどうかよく分からない。去年までは、前半1時間喋り、残った20-30分で課題を解いてもらっていたのだが、どうも授業外に課題をやる時間を取る人と取らない人とで二分され、時間を取らない人は結局誰かの課題をコピペしたり、限りなくコピペに近く写したりするので、それなら授業中に少しでも手を動かしてもらったほうがいいのでは、という判断である(できる学生にはつまらないかもしれないが、プログラミングで詰まる初心者を減らしたい)。本当は、解いてきた課題を学生に説明してもらう時間もほしいのだが、それをすると2倍の時間がかかるので、今回は断念。

午後は研究室の論文紹介と B3 向けのチュートリアルには残念ながら参加できず、委員会の資料作成などをして、委員会へ。いろいろやるべきことが山積。この仕事、〆切がタイトで、いろんな人の意見を集約しないといけないので、大変。こういうので揉まれて、動かざること山の如し、にみなさんなっていくのかなと思ったりする。(最初に動かせて、あとから文句を言うほうが楽だし、ほとんどの教員にはそうする時間しか残されていない)

夕方は研究室で新年会という名の言語処理学会年次大会の投稿お疲れ様会。今年はうちの研究室志望の学生が多い、という話を聞くが、去年は通信系の研究室が軒並み人気で、今年は情報系の研究室が人気ということなのかなと思う。今年は研究室の配属は1研究室あたり3-5人なのだが、うちの研究室の希望者がもともと8人いて、1人高間研(情報推薦)に動いて高間研とタイ7人。あとは石川研(ソーシャルビッグデータ)と山口研(ロボット対話)が5人。まだ0人の研究室もあるが、最後は割と3-5人の枠に入るように学生同士で調整し合うので、なんとか折り合いがつくとよいのだが……。(配属が希望通りでなくても、大学院に進学するチャンスでも変えられるので、配属先の研究室にゼミなどとコンフリクトしない範囲でうちの研究室の勉強会に出てくれていいし)

新年会、1時間くらいで自分は帰ったが、B3 の人たちも南大沢に行く最後のシャトルバスの時間だったようで、意外に移動がボトルネックなのかなと思ったりする(しかしよくよく考えてみると、B3 ならもう毎日日野に来るので、バス以外の足を確保したほうがいいんじゃなかろうか……)。