遠足と言っても園でお留守番

娘が月1日の定例遠足なので、6時半からお弁当の作成。仕込みは妻がしてくれているので、火を通して冷まして詰めるという作業で、お弁当を作るのも2回目?3回目?なので慣れてきた。まだ小さいのであまり遠くには行けないし、夏は暑いので赤ちゃん・小さい子はお留守番だそうだが……。

午前中は出勤してメール処理のかたわら、大学院教務のお仕事。大学院生は半年に1回進捗報告(期末評価)をするのだが、それに関するもろもろのことをしたりする。新しい仕事は最初の1年が大変なだけで、2年目は楽である、と信じたい。

午後は木曜日に進捗報告ができなかった学生の進捗報告を聞き、SLP(自然言語処理の教科書)の輪読。SLP を一通り読んでみて、これを教科書に使うことに若干の疑問を感じつつある(内容はともかく、文章が分かりにくい)のだが、FSNLP(別の自然言語処理の教科書)は古いからなぁ……。学生の就職先を考えると IIR(情報検索の教科書)のほうがいいのかも、と思わなくもないが、これはもはや自然言語処理ではないので、悩ましい。

夕方は PRMLパターン認識機械学習)の勉強会。こちらは新入生向けの勉強会は「言語処理のための機械学習」で決定版だが、その次に何をすればいいのか、があまり自明ではない。今年度の学生が始めた「実践機械学習システム」は割とよい本のように見えるが、数式の導出とか概念の理解はプログラムを書く(動かす)というのとは別に訓練が必要なのである。

実践 機械学習システム

実践 機械学習システム

一度「確率的言語モデル」を研究室内で読んでみたほうがよいのだろうか?
言語と計算 (4) 確率的言語モデル

言語と計算 (4) 確率的言語モデル

(自分は D3 のときにしっかり読んで勉強になった)