ロスタイムにハラハラする記念日

今日は記念日……となるはずだったが、いつもと変わらない日曜日。そういえばロスタイムは和製英語(正式には additional time)らしいが、こういうのってどう翻訳するのが適切なんだろうか。ナイターもナイトゲームと言うようになってきたし、段々変わっていくのかな。

午前中は検査のため病院に行く。いつも通りならすぐ終わるはずだが、たっぷり3時間。お腹空いた……。明日もまた来てほしい、と言われる。明日も休日でよかった。

お昼ご飯を食べてから小金井公園まで散歩に行く。今日はいつもと違い、バードサンクチュアリへ。雑木林の中を歩こうと思ったのだが、閉鎖されているようで断念。人通りが少ないのでちょっと怖いかもしれないし……。多摩湖自転車道に沿って歩いて帰ってくる。道すがら昔懐かし駄菓子屋でガムやチョコを買ってみる。5つ買って50円だが、税込みであった。この規模の駄菓子屋なら消費税は収めなくていいのだろうが、ちょっと感動。

家で「共鳴する頭脳」という羽生善治の対談集を読む。

共鳴する頭脳 羽生善治対談集

共鳴する頭脳 羽生善治対談集

4人との対談だが、登場するみなさんいずれも将棋が好きな人で、会話がけっこうおもしろい。どの対談にも突然ガムの話が取って付けたように出てきて混乱したが、ロッテがスポンサーになっていた対談がベースのようで、納得。入れたい気持ちは分かるが……。対談でみなさん話してらっしゃるのは、教育が大事、基礎が重要、ということ。一見(時につまらなく)簡単に見える基礎は、子どもや若者はやりたがらないかもしれないが、トップレベルを目指そうと思ったらそういう簡単なことをいかに素早く正確にできるかが大きかったりする。有用性が分かりやすい応用に飛びつきたくなるのも分からなくはないが、大学にいるからこそ、地道に基礎を固めていきたいと思うのであった。

昼寝をしても身体の疲れが取れなかったので、いつもと散歩の量はそんなに変わらないのになんで? と思ったが、よくよく思い返してみると病院で待ち時間に眠気覚ましのため延々スクワットをしていたのであった(←馬鹿)。道理で疲れているわけだ……。