国際会議の論文の査読も大変

朝、代車で出勤して午前中はメール処理。よくよく考えると1日しか使わないなら代車ではなく電車通勤でもよかったかもしれない (車は日曜日の夕方には車検が終わるので)。

昼からプログラミングチュートリアル。今回はニューラルネットワークの実装と構造化パーセプトロンの講義。案の定、ニューラルネットワークの実装はみんなできていなかった。もう少しブレイクダウンしたほうがいいのかな。そういえば自分も M1 のときニューラルネットワークで文字認識をする演習課題を解いていて、完成までやっぱり1週間くらいかかったような記憶がある (実際いま Subversion のコミットログを確認したら、1週間弱かかっていた)。まあ、ニューラルネットワークが実装できなくても (自然言語処理的には) そんなに困らないような気はするが……(構造化パーセプトロンのほうが大事)。

午後は少々メール処理したあと、査読 x3。7月12日 (日本時間的には13日) が〆切なのだが、いろいろあってほとんど手がつけられていなかったので、焦り気味である。一応アブストラクトには全部目を通してあって、相当調べる必要があるようなのはないことは分かっていたのだが、それでも1本当たり半日くらいかかるので、ちょっと厳しい感じ。割当が少なくてよかった……。(これのために都心に行く用事を1つキャンセルする羽目になってしまったのだが) なんとか2本の査読を終えて帰宅。明日の朝にやらないと〜

とある国際会議はどういう理由だか分からないが、採択通知を出すのが1週間も延びるようで、論文の〆切が1週間延びるのは嬉しいが、採択通知が延びるのは投稿した側からすると嬉しくない……(査読者側からすると嬉しいかもしれないが)。何があったんだろうな〜。以前、松本先生から、なにかの国際会議で〆切直前になって特定の分野の査読割当が全くされていないことが発覚し、急遽みんなで手分けして読んだ、みたいなことがあったのを聞いた (自分もなにかのときピンチヒッター的に査読を頼まれたことがある) が、そのようなカオスなことが起きてしまっているのだろうか。たぶん、去年の COLING 2012 騒動を上回るカオスな国際会議を滅多に見ることはないと思うけど……。