言語処理の研究以前の基礎知識を身につける

いろいろ通勤時間を試してみようと思って8時40分に家を出てみる。8時20分に出たときよりさらに空いていて、バスでも坐れたし、中央線でも坐れた。7時台に家を出なければ意外とそんなに通勤地獄に苦しめられなくて済むのかもな〜。

午前中、残り1本の原稿添削。最終的に共著者との原稿のやり取りの版数を見ると20往復以上している……。こういうのはすごくいい環境だなぁ。NAIST みたいな環境、もっと日本に増えてほしいと思う。(今回は松本先生との共著ではないのだけど)

ちなみに今回3人で共同作業しているため、ドキュメントは Google Docs で共有している。それぞれの人が同時に編集できるので便利。最新で追記したのがどこか分からないので、ログが残るチャット的なもののほうがいいのかもしれないが、他人が書いた部分にさらにコメントを入れたりするのは Google Docs でないとできないし、これはこれでおもしろい。

午後は Skype でつないで言語教育勉強会。今日は e-mobile を忘れてしまい、首都大のネットワークが厳しいので Skype するのは厳しいかと思いきや、設定で使うポートを1024に固定したらつながるようになった。一定の番号以上のポートをブロックしているのかな? ともあれ、なんとかなってよかった。しかし Skype の解像度では画面に映されているスライドを読み取ることは困難なので、事前に送るか画面共有してもらわないと何が書かれているのか全く分からない……。

続いて夕方に Skype で英文法誤り訂正タスクのミーティング。かれこれ10回目だろうか? ひとまず最低限結果を返せるところまではいけそうなのだが、まだ結合テストができていないというのが気がかりである (単体テストもするよう1カ月毎週繰り返して言い続けているのだが、なかなか理解してもらえない)。来週最終データが来て、数日以内に結果を返さないといけないのだが、ちょっと不安。

夜、同僚の方々がそれぞれ部屋を訪ねてきてくれたので、首都大 (システムデザイン学部) の昔話を聞いたりする。結局自分のいる情報通信コースは母体が都立大時代の電気工学であり、都立科学技術大学由来の先生方が少し、首都大になってから採用された先生方がもう少し、というわけで、情報系の教育・研究が全体的に弱いようである。もっとも、だからこそ完全に情報系の自分が採用されたのであろう。言語処理というよりは、情報系の底上げをしないとなぁ。

終電近くまで火曜日の講義資料を準備していたのだが、全然間に合わない……。