A Farewell to Matsumoto Lab

朝、胃カメラを撮ってもらった内科で診察を受ける。最近、夜中に胸焼けすることはなくなったのだが、名古屋から帰ってきたあと朝起きたら胃もたれしていることがあり、やはり胃酸が強いのかなと思ったのである。結局飲み切りで薬をもらい様子を見ることに。暴飲暴食しないように気をつけないと……。(激辛台湾ラーメンがやはりダメージ大きかったのかもしれない)

午前中、論文誌投稿に向けたミーティング。やはり論文誌に通すというのは国際会議に論文を通すというのとは違うハードルがあり、なかなかしんどいのだが、ここまで終えて一つの研究なので、あと一息乗り切ってほしいものである。

午後も研究室の片付け。また、4月以降の勤務先の居室がようやく今日判明したので、26日の発送の予約。荷物を先に送っても保管する場所はあるそうだが、一時的に保管した場所から動かす手間を考えると直接入れたほうが楽だろうし、4月1日以降に届くようにお願いする (繁忙期なので預かりは普通は難しいそうだが、なんとか対応してもらえることになった。感謝!)。学位記授与式で、修士号を取得した学生がいてちょっと雑談でもしたかったのだが、荷造りが終わってなさすぎてひたすらパッキング……(泣)

夕方から松本研の送別会。Kevin さんと2人で JR 奈良駅までドライブ。せめてあと2-3年くらい自分が NAIST にいれば、もっとたくさん話せたのになぁ、としみじみ思ったりする。特に去年の年末からは出る準備でいろいろと時間がなくなってしまったので……。

送別会ではこの3月で研究室を卒業する M2 の人たちみんなといろいろ話せてよかった。4月以降も研究室にいる人は、自分もときどき奈良に来ると思うので、また会えるであろう。たとえば、4月27日の松本研20周年記念パーティーとか。松本先生からお会いする度に「20周年記念パーティでは小町くんも松本研スタッフとして話してもらうから」と言われるのだが、4月27日はすでにスタッフではないような……。

送別会の終盤、毎年恒例の茶筌贈呈式。松本研を卒業する人は、松本先生から茶筌を1つもらえるのである。博士の学生、修士の学生が順番にもらっていて (修士を卒業する人で、博士に進学する人はもらえない)、自分の番。茶筌だけかと思いきや、スタッフ連名でプレゼント (モンブランのボールペン) と、研究室のみんなの寄せ書きをもらって、感無量。一瞬言葉に詰まってしまった。

なにか一言、ということで話したのは、先輩・同期・後輩のつながりを大事にしましょう、ということ。これは松本研だけでなく NAIST どの研究室でもそうだろうが、本当に多彩な人がいて、切磋琢磨できるので、それぞれのフィールドでお互いがんばって、ときどき会って話す、というのはとてもよい刺激になると思うのだ。NAIST は教員がすごい、設備がすごい、いろいろな意見があると思うが、個人的にはこれだけユニークな学生が毎年集うことが一番大事な資産だと思うし、そうやってずっと活発で個性的な環境が続いていくとよいなと期待している。

夜は妻と無事ホテルで合流。残念ながら研究室の送別会には間に合わなかったのだが、また来る機会があればいいなと思う。