ScanSnap で紙の資料を Evernote にアップロード

朝から研究室に来る。スキャンして PDF にして送らなければいけない書類があり、スキャナ使うために5Fまで行くのは面倒だなぁ、と思っていたら、ScanSnap を買っていたことを思い出し、セットアップ。なんだか衝撃防護用のシールがたくさん貼ってあってどれを剥がしたらいいのかよく分からないが、目につくところにあるのは全部取ってみる。

試しにスキャンしてみたところ、これは相当快適〜。なんで5月に買ったのにいままでセットアップしていなかったのか……(そんな時間 がなく、さらにスキャンしなければならない書類がなかったからだが) 買ってからしばらくみなさんスキャン魔になるという気持ちがちょっと分かった。自分に関して言うと、勉強会の進捗報告の資料とか、大学の業務に関する資料とか、研究費申請の打ち合わせの資料とか、電子媒体で持っていないので紙で保存するしかない資料たち、数枚しかないのでいつもどこかに散逸してしまう、という状況が大きく改善するものと思われる。QoL がかなり上がった。

PDF を Evernote に自動でアップロードする機能が地味に嬉しいのだが、数件アップロードしただけで毎月の quota の1/3くらいを使ってしまう (テキストを書いていたときは1ヶ月使っていて1/10も消費したことはなかった)。Evernote は便利に使わせてもらっているし、プレミアム会員になってもいいかとちょっと思った。ScanSnap でも PDF の文字認識でけっこう普通に日本語が検索できるのだが、Evernote にアップロードすると Evernote の PDF 検索機能を使いたくなるし (ローカルに置いておいたら Spotlight だろうが)、ちょっとしたキーワードで取り込んだ PDF を検索したい (たとえば「オープンキャンパス」とかいう単語で検索したい) そのためにプレミアム会員費を払ってもいいかと思うので。

国際会議の最終原稿(カメラレディ)のための準備に追われる。それぞれの査読者のコメントに対応しようと思うと、けっこういろいろと考えないといけない。今週はほとんど毎日昼間は読書会でブロックされてしまうので、なかなか厳しいものがある。

昼から The Art of Computer Programming 読書会。M1の人たちに座席のセットを手伝ってもらう (ありがとう〜)。受講者は1人キャンセルが出て3人。@mrcarrotくんに TA をお願いしているので、資料のコピーから誘導からなにからやっていただく。

読書会は1日目なのでゆっくり目に。用語の説明や、(離散数学で言うところの) グラフの解説。自分も NAIST に来るまではグラフと言ったら円グラフとか棒グラフのことだと思っていたよ……(さすがにいまはそんなことないけど) あとでブートキャンプ参加のみなさんに聞いたらグラフは割合学部でも学んでいるとのことで、やはり人文系出身はこういうところで差がつくなと思ったりする。(行列の「転置」なんかも大学院に来るまで知らなかった。最初「天地」かと思ったくらいで) 

懇親会に行く道すがら、@haroperiさんや@mitsuba3さんとお話したり。公式には学部3年生 (NAIST 受験希望者) 向けのブートキャンプなのだが、まあ色んな人に来ていただけて自分は満足である (笑) 来年3月のスプリングセミナーはちゃんと受験希望者向けに用意したい (松本研希望の受験生が来ること前提で準備) のだが、また言語処理学会の年次大会とバッティングしたりして。「自分のかな漢字変換エンジンを作ろう」「英作文の前置詞の誤りを自動で直そう」とか、TA どうですか>誰ともなく