10月の研究費申請シーズン終了

朝研究費申請書の送付(簡易書留で送る)のために郵便局に来たのだが、9時にならないと開かないらしいので待ちぼうけ……

これで10月の研究費申請は(分担分も含め)完了! 科研費(若手(B))に1件、民間の研究費に3件申請した。分担で入っている科研費を入れると5件、申請総額は足すと来年度1,000万円ちょうど。とはいえ、採択率でならして期待値を計算すると200万円弱。これだけ準備してそれかと思うとなんだかなぁと思わなくもないのだが、まぁ仕方ない。

5月に科研費(スタート支援)とさきがけ同時並行で書いたときは死ぬかと思い、今回は前回のコピペでいいかと思っていたのだが、結局両方とも20%くらいしか再利用できず(スクラッチから書いたものもあったし)、けっこうしんどかった。とはいえ、5月のときの2倍くらいの分量を書いたはずだが、そこまで大変というわけではなく、段々慣れてきているのかもしれない。

自分自身の研究費(出張費+消耗品費)を考えると年間80万円くらいでちょうどいい、100万もあれば余る程度なのだが、技術補佐員の方々と博士後期課程の学生の人たちのお給料を考えると、ある程度予算を取ってきたほうが研究室がスムーズに回る、という感じ。(200万研究費取っても400万取ってもたぶん自分が使う額はほとんど同じで残りは謝金と自分以外の人の旅費に消えるだろう)

5月の段階でスタート支援の申請書を書いていたときは「1年で150万円って自分には多いなぁ」と思って金額を書くとき相当抵抗があったが、いまは「1年で150万だと(技術補佐員さん、学生さん、etc)何人養えるか」なんて考えてしまう。なんか複雑な気分。「最大3割くらい削られるので多めに申請しておいたほうがよい」と聞いたりするが、なかなかそういうふうにできない……。

仕事関係の出張費用を自分で取ってこないといけないって、会社だったら自動的に下りるんじゃ?と思ったが、会社でも上司の approval がないといけないわけで、別に大学が特殊というわけではないかった(金銭的な approval を出すのが上司ではなく日本学術振興会とか別の機関になっているだけで……)。

午後は勉強会とM2の人の中間発表練習。勉強会は3時からだったのに、気がついたら7時に……(汗) 毎日こんな感じで気がつくと4時間くらい過ぎているんだよなぁ。